わかりやすい文章の書き方〜1つずつ説明する

わかりやすい文章を書くためには、一文の中に複数の新しいことを書くことは好ましくない。
これはライティングのセミナーで習ったことだ。
これを説明する上で、セミナーでは「ももたろう」が題材として用いられた。
通常、ももたろうの話は下の①から④の順に話が進む。
①むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんが住んでいた。
②おじいさんは山へ芝刈りに行った。
③おばあさんは川へ洗濯に行った。
④おばあさんが川で洗濯をしていると、大きな桃が流れてきた。
④から始まると、何を言っているのか読者はわからなくなるだろう。
なぜなら、最初に出てくるおばあさんが何者かわからないから。
従って④よりも前にこのおばあさんが何者なのか説明が必要となる。
そこで①が出てくる。
①むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんが住んでいた。
④おばあさんが川で洗濯をしていると、大きな桃が流れてきた。
これでもまだ話が飛びすぎている。
なぜなら、川で洗濯をしているシーンにいきなり移っているからだ。
そこで、③が必要となる。
①むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんが住んでいた。
③おばあさんは、川へ洗濯に行った。
④おばあさんが川で洗濯をしていると、大きな桃が流れてきた。
ここまで説明すれば、話が飛びすぎていることはない。
②は④を書く上で必須事項ではない。
なぜなら、おじいさんは④に登場していないからだ。
このように、文章を書く上で一文の中に複数の新しいことを書くと、内容がわからなくなる。
これまで記載してきたことを土台にして、1つずつ説明していくことが望ましい。
そうしなければ、話が飛びすぎて読者は理解が追いつかなくなるだろう。

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