付記試験の勉強12-平成26午前過去問-

平成26年の午前過去問をやりました。
午前は特許に関する問題です。
平成26年は答弁書を書く問題でした。
空欄が8個と多く、大変そうだと思いましたが、約半数が条文の穴埋めでした。

空欄1は、請求項の技術的範囲は、どのように解釈されるべきか?という問題で、初めて見るタイプの問題で、悩みました。
特許法70条を規範として、請求項はこのように解釈されるべきである。というのを書くはずだと考えました。
回答として、添付の明細書をそのまま使い、クレームは明細書の記載の通り解釈されるべき。と書きましたが、ちょっと違ったようです。
具体的には、明細書の記載がこのようになっているから、請求項はこのように解釈されるべきである。
という具合に、明細書の記載に基づき、請求項の内容を限定するような回答を作成する問題だったみたい。明細書の記載そのままで終えてはダメだったようです。
規範も特許法70条ではなく、判例があったみたい。
だけど、70条でいいんじゃね?と思えるような判例でした・・・。

空欄2、3は被告方法の分説。たまに見る問題。
原告請求項の構成要件の書きぶりに合わせるように記載すると、次の対比の問題が楽になると思う。

空欄4は、原告特許権と被告方法の対比。
対比は頻出です。
対比の基本形は、以下の通りです。
被告方法の構成aは、◯◯である。原告方法の構成Aは◯×である。
従って、aは、Aを充足しない。
ちなみに、答弁書では、充足しないように、訴状では充足するように結論をまとめる必要がある。
今回は書き落としたけれど、作用効果に関する対比もあると良いらしい。
訴状の場合はどうやって書くのだろう。主観で書くしかないのかな・・・。

空欄5は、サポート要件違反(特許36条6項1号)の問題なんだが、全くわからなかった。
一応、判例からの出題らしいが。。。
空欄6−8は条文番号を記載するだけなので、難しくなかった。

感触的には、空欄5を除き、半分くらい解けたという実感だ。
とはいえ、空欄5のように、特許の問題は何が出てくるか想像ができないのが恐ろしい。
この平成26年のサポート要件違反のような謎の問題が出てくるとヤバイ。

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9月8日日記
某大手IT企業の明細書。
昨年も同じ時期に同じ会社の明細書を作成した。
だけど、掛かった時間も、完成時の品質も、今の方が段違いに良くなっているように思う。

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