弁理士は営業をすることもある

営業をやります。
仕事とは、向こうから来るものでもなく、
誰かがとって来るものでもなく、
自分でとって来るものです。
これは、弁理士も変わらないでしょう。
弁理士を含めて士業はもう稼げないと言われています。
会社を辞めるために資格を取ったけど、仕事がなくて貧乏。
というのは、最近よく聞く話です。
だけど、営業をすることなく稼げるようになる仕事はないように思います。
これは今も昔も変わらないと思います。
だから、誰もが会社に勤めて、営業は営業職、研究は研究職と、分業しているのだと思います。
会社をやめて稼ぎたいなら、全部を自分でやるか、あるいは代わりにやってくれる人を雇わないといけません。
いずれかをやる覚悟がないまま会社を辞めても、稼げないのは当然です。
それは起業であっても、士業であっても同じです。
僕にはまだその覚悟はありません。だから雇われの弁理士です。

この度、営業担当させて頂くことになったのは、これまで時々取引をさせていただいていたあるIT企業様です。
なので、営業といっても新規開拓ではありません。
しかし、知った企業だからといって、仕事下さい。といきなり訪問して、仕事をもらえるものではありませんし、私もそれを期待していません。
目指しているのは、困ったときに思い出してもらえるようになることです。
特許事務所の仕事は、発明がされたり、知財で困ったときに、発生します。
そのとき、「この弁理士ならなんとかしてくれるんじゃないか?」と、思い出してもらわなければなりません。
そのための信用作りが弁理士の営業活動です。
呼ばれていない時に訪問する場合、お土産を持っていく必要があります。
お土産といっても、お菓子のようなものではなく、お客様が必要と考えられる情報です。
これまでの仕事内容、技術動向の変化、お客様の得手不得手などなどを踏まえて、お客様が役に立ちそうな情報を用意します。
たいてい、なんらかの仕事上の問題を抱えているはずなのでそれを予測し、日程候補を入れてメールします。
うまくいけば会ってくれるかもしれません。
ダメだったら、また次の機会です。
もし会うことになったときは、失敗しないように準備が必要になります。
また、日頃からお客様に役立ちそうな情報の収集を心がけておく必要があります。
付け焼き刃の情報ではなかなか良い情報にはなりません。

営業活動は、既存顧客を相手にするにしても、かなり泥臭いです。できればやりたくありません。
だけど、やらないと上達しませんし、やらないと誰かがとってきた仕事をこなすだけになります。
それでは、飽きてきますし、弁理士としての先も細くなっていくでしょう。
僕は、それは嫌ですし、望んでいません。だから、積極的にやっていきたいと思っています。

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10月23日日記
台風の影響で午前休を取り、午後から出勤。
家でも仕事できるので、午前は自宅で仕事して、午後はオフィスで仕事。
みたいになったら嬉しいなぁ。そうすれば、電車の混雑を回避できるのに。

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