投資ポートフォリオ作成は機械のほうが得意だ(#5)

投資に関する判断は、投資家よりも人工知能のほうが正確に判断できる。
そんなニュースを聞いたことがあります。
当時は、投資についてはほとんど知識がなく、そんなものなのかなぁ。と流していました。
だけど、自分が投資の勉強をやりはじめ、分散投資及びポートフォリオに関する知識が増えてくると、確かにそんな気がするという確信を持つようになってきました。
特に、ポートフォリオの作成に関しては、人間は絶対に勝てそうにないと思いました。
ポートフォリオの作成・提案を業としている方は、これから、機械の台頭が脅威になってくると思います。

確定拠出年金やNISA等の資産運用の勉強をしていると、必ず出てきたのが、「分散投資」という話です。
これは、資金を一つの銘柄に集中させるのではなく、複数の銘柄に分散して資金投入することを意味します。
分散投資をすると、一部の銘柄の価値が下落しても、他の銘柄の価値が維持されていれば、そこで運用を継続できるという利点があります。
どの銘柄にどのくらい投資をしているか?というのを示したものを「ポートフォリオ」と呼びます。
このポートフォリオは、人によって異なります。ベストなポートフォリオとはこれだ!というものはありません。
なぜならば、人によって投資できる金額や許容できる損失が異なるからです。
大きな損失が出る可能性があってもいいから、大きな利益が得られる可能性のある投資がしたい。という方と、
利益は少なくてもいいから、損失はできる限りだしたくない。という方と、
同じポートフォリオになるわけがないからです。

では、自分に合った良いポートフォリオとはどのようなものなのか?
良いポートフォリオとは、最大上昇率と最大下落率とが許容範囲内にあり、なおかつ平均上昇率が高いこと。だと考えています。
最大上昇率とは、各銘柄の、一定期間内に上昇した最大の数値です。百分率で表されます。
最大下落率とは、各銘柄の、一定期間内に下落した最大の数値です。百分率で表されます。
平均上昇率は、一定期間内に上昇した総額を、平均した数値です。百分率で表されます。
一般に、ハイリスク・ハイリターンの銘柄は、この最大上昇率と最大下落率が大きいものを言います。
ローリスク・ローリターンの銘柄は、その逆です。

自分に合った良いポートフォリオを決めるには、まず最初に、自分が許容できる最大下落率を決めることから始めます。
具体的には、10%なら許容できる、20%なら許容できる・・・等です。
最大下落率が決まると、次は、銘柄の選定です。
最大下落率が許容範囲内におさめつつ、最大上昇率と平均上昇率とが最大化されるように銘柄の組み合わせを決めていきます。
いわゆる、組み合わせの問題です。
投資の経験値が高い人であれば、許容できる数値に応じて、大体のポートフォリオが組めると思います。
だけど、機械には勝てないでしょう。
機械はすべての組み合わせを試行して、最適な組み合わせを決定することができるからです。
人間も、すべての組み合わせを試行することは不可能ではありませんが、機械のような速度ではできません。

このような処理を、人間は同じことをやっていては機械に勝てません。
(機械が作ったポートフォリオと、人間が作ったポートフォリオと、どちらが信用されるか?という問題はありますが、それは個人の感情の問題なので、排除しました。)
機械は単純に公知の数値に基づいて、ポートフォリオを組むことしかできないため、もっと他の価値が提供できることが必要になってくるでしょう。
年齢や収入などに応じた、最大下落率の提案や、機械が持っていない情報を含めたポートフォリオの提案等です。
とくに、機械はインプットが決まっています。そのため、機械にインプットされていない情報に基づいてポートフォリオ作成ができるならば、それは機械と差別化できる大きな価値となると思われます。

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2018年1月7日日記
終日、自宅で静養。
一日、家で勉強、ゲーム、料理をしていると、とても心が落ち着きます。。。

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