弁理士3年目を迎えるにあたっての記録(#31)

未来とは、今まで積み重ねてきた人生の延長線上にあるものだと思っています。
だから、今までの人生が不満足だったからといって、それを否定するような行為は、これからの未来をも否定することに繋がるものだと思っています。
今まで積み重ねてきた人生を肯定して、これからどうしていくのか考えるからこそ、未来の人生は満足いくものになっていくと信じています。

ニュースに取り上げられていますが、私が働いたリコーという会社は、ここ数年の業績はあまりよくありません。
2011年に1万人の人員削減を開始しました。
その後、複数の拠点の統廃合を行いました。
そして、今年1700億円の損失を見込んでいます。
会社の業績が傾くことは不安でした。
悲観的になることは簡単でした。だけど、それでは何も解決しません。
だけど、自分がやりたかったことはなんだったのか?
今まで自分が歩んできた道を振り返りました。
そこで気が付いたことが、弁理士になりたかったことでした。

弁理士試験はとても難しい試験なので、当時(大学4年)、受ける前からあきらめていました。
しかし、このままリコーに居続けることも難しいと思いました。特に、居続けられるか否かは自分の力だけではどうすることもできないと思いました。
そこで、弁理士試験に挑戦することに決めました。
受験期間中、何度もやめようと思いましたが、将来を考えると、やめたら絶対に後悔すると思いました。
僕は3度目の受験で合格し、転職しました。
今月で弁理士3年目を迎えます。

僕がリコーを辞めて弁理士になることは、今まで積み上げてきた過去を否定した行動をとったかのように思われるかもしれません。
実際リコーを辞める時に、それに類することを言われた覚えがあります。
だけど、そうではありません。全てつながっています。
僕は、​大学で情報科学(IT)を学びました。
リコーに就職し、経営を学びました。
独学で知的財産を学びました。
そして、今はこれまで学んできたことをフル活用し、お客様のIT技術を知的財産として保護又は活用することで、企業経営に貢献できるような弁理士になることを目標に仕事をしているからです。

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