量子コンピュータを初めて見た(#39)

昨日、偶然見たサイエンスZEROという番組は、量子コンピュータを取り上げていた。
サイエンスZEROでは、量子コンピュータによって現代の暗号が使い物にならなくなる恐れがあるという点を説明していた。
そして、その対策として格子暗号が研究されていることを説明していた。

格子暗号とは、N次元のベクトルを使って、原点にもっとも近い点を見つける格子問題に基づいて開発された暗号だという。
これがなぜ量子コンピュータに対する耐性があるのか、説明はなされなかった。

番組の後半になると、量子コンピュータが出てきた。
白いドラム缶のような箱に入ったコンピュータだ。
量子コンピュータを見たのは初めてだ。
すごい、でかい。
これが量子コンピュータを見たときの最初の感想だ。

量子コンピュータは、ENIAC等のような初期の電子計算機のように大きかった。
だから、ENIACから今のコンピュータに発展していったように、量子コンピュータは、これから小さく、高性能になっていくだろう。
もしかしたら、一人一台所有する時代だってくるかもしれない。
そしたら、インターネットはどうなってるだろう?

量子コンピュータが普及すると今のインターネットセキュリティ技術はほとんど無力化される可能性がある。
ブロックチェーンさえも例外ではない。
例えば、アプリが開発されて普及しつつあるイーサリアムさえも、量子コンピュータの前にはセキュリティを破られてしまう。
今のイーサリアムは、楕円曲線暗号を安全性の根拠にしており、今後の安全性の確保が課題になっているという。

量子コンピュータは、セキュリティを学び直していくうえで、合わせて勉強していく必要がありそうだ。
弁理士は幅広く技術を扱うことができる仕事だ。だから、いろんな技術に関する勉強は欠かせない。
しかし、強い技術分野を1つでも持つことは差別化に繋がる。
僕が学生時代の頃からやりたかったのはセキュリティ技術。
だから、ITにとくにセキュリティ技術に強い弁理士を目指している。

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